春分 はじまり

もうすぐ春分ですね。
この時期は
卒業と新学期の変わり目であり、世間的にも区切りの時。

春分は字のごとく春を分ける中間地点であり、
昼と夜の長さがちょうど半分になる日。
それは陰と陽が半分の中庸になることを意味しています。
仏教では中道を意味するこの前後がお彼岸になります。

春分は人類の歴史の中でも重要な時として扱われてきました。
世界の中でも春分が始まりの区切りにしてる国も多いそう。
古代文明の遺跡にも春分の時に光が入る様に配置されているピラミッドのような神殿もあります。

今でも風水的に、光をどのように建物に入れていくかは大きな意味を持ちます。そんな遺跡をみると先人から春分の日の光を取り入れる意味を教えて頂いているかのようです。


私が暦に興味をもったきっかけの一つが「地球暦」です。
円盤状で太陽中心に銀河惑星の位置を示しているこの暦は、
旧暦、朔弦望、二十四節気、
そして太陽からみる地球という視点で今の位置を見せてくれます。
それはその存在自体が外側から自分を見ることを教えてくれます。
円を追って見て行くと、
「いつ」ではなく、「どこ」にいるか。
自分が今、ここにいることを再確認できます。
自分の立ち位置を確認するツールとしてとても大切な存在になっています。


考案者 杉山開知さんのお話をタイミングをみては聞きに行くのですが、
とてもおもしろい!
暦、惑星、宇宙のリズムや美しさが伝わってくるお話には毎回引き込まれます。

暦という存在を意識しはじめて、
季節の移り変わりに敏感になったり、
月の動きに合っている身体の不思議を感じたり。
でもこれはとても自然なことで
その元々ある宇宙の流れに自分が合ってきたことを意味することに気づきました。


風水でも
元々あるその土地の「気」「エネルギー」のなかで
逆らうのではなく
どう調和していくか。
そこがとても重要になってきます。

今の瞬間を知ることで、今ここでやることに身を置いていく。
それは気の流れに乗ることで、気持ちをのせていくことになり
そして宇宙のリズムに自分を合わせることになっていきます。

人類の財産である暦。
ここから学ぶことはまだまだありそうです。

地球暦 http://www.heliostera.com



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