熊本復興支援アロマボランティア② ご報告
二日目は被害の大きかった益城町にある避難所、益城町総合体育館にてネローラ花香房の皆様とアロマハンドトリートメントのボランティアを行いました。 5月ぶり、約三ヶ月ぶりに益城町を訪れましたが、時が止まった様に、無残な家々はそのままでした。 そんな家々の中にこの避難所はあります。 エントランスの前のアスファルトは、ぼこぼことせり上がっています。 とても大きい体育館。中は空調も効いているようでした。 その一角をお借りして、ハンドマッサージを行いました。 ネローラ花香房さんのネロリホホバオイルに、フローラルウォーターを入れた足浴をしていただきました。 向かい合って行うハンドマッサージ。 いろいろお話しを伺いました。 皆さんの一瞬にして奪われた日常。 前回は、また戸惑い、途方にくれ、すこし高揚していた雰囲気がありました。 数ヶ月経ち、 落ち着き、現実と向き合ってみえる様にみえました。 昼間は皆さん、ご自宅の片付けへ。 真っ黒になった手が、日々のご苦労を物語っていました。 マッサージをさせてもらいながら、色々お話しをお聞きしました。 ある方は、地震後、しばらくしてから避難に親類の家に行った時、 原因不明の食欲不振と不眠症が5日続いたそう。 病院に行っても、悪いところがなく、そこで初めて自分にストレスがかかっていたのだと気付いたとお話ししてくださいました。 実際、手にすごく力が入っていて、それをお伝えしたら、力が入っていることに気づいてなかったよ。と。 自分では以外と気付けないことです。 マッサージの後に 簡単にできる呼吸法と、リラックスのツボをお伝えしました。 またある方は、 マッサージをしながら、徐々にポツポツお話しを。 最近退院したばっかりなの。と。 どうかされたんですか?とお聞きしたら、 本震で、土砂に飲み込まれて、鼻から下が土砂に埋まって、4時間。 一人暮らしだから息子さんが探しにきてくれたから助かったの。 でも外傷が少なくてね。生きてるのが不思議。って。 残りの頂いた人生、これからの人生は楽しんでいかなきゃですねーって話していました。 マッサージも終わりを迎えた頃に 何歳だと思